『叡智のひびき』中村天風
読んだそのとき、学んだその時はとてつもなく心を打たれこうしちゃいられない気持ちになるが、愚かな私は舌の根が乾かぬうちに脳みそから忘れ去られる。
つまりバカなだけなのかもしれないが、幸いにも人間は印刷技術があるのでこういった書籍という形で何回でもインプットが可能なのだ。
そして学ばなければならい時に目につくようにしておけば良いのだ。
中村天風さんの言葉は読むタイミングやその時の気持ちで刺さる箇所が違ってくると思う。なので少しズレてたなとの気づきが沢山ある。
気づきが沢山あるということが改善点が多いということなのだが・・・。
”誠”という字は言と成からできている。これを志し、これを述べることを言といい、これを言いこれを行うことを成という。ー中略ー 述べて行わなければ誠とはいえない。ー中略ー
誠の道はこれによって向上するものである。達すると誠の極みで、これを至誠という。人が誠に至れば神と人は感応し、万事ことごとくうまくいく。
有言実行しさらに高い完成度でやり遂げることにより人は成長し続けることができるということ。
色々と任されたことに対し上回る完成度を目指すことが信用にもつながる。それは仕事だけに限らず、あらゆることに通ずるはず。